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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2014年9月16日 北京 森永正裕

中国:工業情報化部、「鉛亜鉛産業規範条件に関する意見募集」を発表

 現地報道によれば、中国工業情報化部は、「鉛亜鉛業界への参入許可条件(2007)」の改訂を行っており、「鉛亜鉛産業規範条件(2014)」(意見募集稿)を編成し、意見を募集している。同通達では、2014年9月26日まで工業情報化部原材料工業司に意見を反映させるとしている。

 同意見募集稿によれば、案は以下のとおり。

 <開発全般について>

◆ 新規建設または改善する鉛・亜鉛鉱山、製錬プロジェクトは、国家産業政策、同地域の土地利用全体計画、鉱産資源計画、本体機能計画、重金属汚染防止計画と産業発展計画などの要求に適合しなければならない。

◆ 鉛・亜鉛鉱山を採掘する場合、法律に基づき採掘許可証及び安全生産許可証を取得し、安全生産法律法規、鉱産資源計画及び関連政策を遵守しなければならない。

◆ 採掘権者は、認可された鉱産資源開発利用計画案及びグリーン鉱山建設基準、採掘の仮設計及び安全特別項目に従い鉱山の建設及び開発を行わなければならない。

◆ 無許可採掘、乱採掘及び資源の破壊浪費は禁止される。

◆ 新規に建設する小規模鉛亜鉛鉱山の規模は単体鉱山10万t/年以上に設定し(300t/日)、マインライフは10年以上とする。中規模鉱山の単体規模は30万t/年(1,000t/日)以上に設定する。浮遊選鉱プロセスを取り入れている鉱山企業は、その鉱石処理能力を鉱山採掘能力以上に設定しなければならない。

 <安全と環境について>

◆ 新規建設した大中規模鉛・亜鉛鉱山は鉱床開発技術条件に適合する優れた採鉱方法を利用し、充填採掘法を優先的に利用し、大型先進設備をできるだけ使用し、オートメーションレベルを高めなければならない。

◆ 鉛・亜鉛鉱山に対する採掘回収率、選鉱回収率及び総合利用率等3項目の指標については、中国国土資源部が公表した「鉄・銅・鉛・亜鉛・レアアース・カリ塩及び蛍石等鉱物資源の合理的開発利用“三率”に関する最低指標要求(案)」の関連要求に適合しなければならない。

◆ 環境保護分野については、鉛・亜鉛鉱山及び製錬企業は、関連環境保護法律、法規及び政策を遵守しなければならない。

◆ 完備した環境管理機構を設置し、効果的な環境管理制度を制定しなければならない。新規建設または改善する鉛亜鉛鉱山、製錬プロジェクトに対し、環境アセスメント評価制度を徹底的に実施し、各項目の環境保護措置を確実に実施しなければならない。

◆ プロジェクトは環境保護部門の検収を通過しなければ、正式に生産開始できない。

◆ 鉛亜鉛鉱山の開発は、土地、生態保護及び汚染対策を重視し、“採掘しながら処理する”という原則に基づき、鉱山地質環境処理復旧保証金制度を厳しく執行し、鉱山地質環境保護と処理復旧計画案及び土地再開墾計画案を編成し、計画案通り鉱山の生態、地質環境の復旧処理と鉱区土地の再開墾を実施する。

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