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ニュース・フラッシュ

2014年9月22日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:Fresnillo社、米Newmont Mining社とのJV企業を100%傘下に

 2014年9月12日付け業界紙等によると、Fresnillo社は、米Newmont Mining社とのJV企業であるPenmont社の株式をNewmont Mining社が保有する権益44%全てを友好的に買収し、100%傘下にすることで合意した旨を発表した。

 Fresnillo社によると、Penmont社がSonora州に保有する現在操業中のLa Herradura金鉱山、Noche Buena金鉱山及びSoledad-Dipolos 金鉱山、並びに、開発段階にあるMega Centauroプロジェクト及びCentauro DeepプロジェクトがFresnillo社の100%傘下となる。また、本買収手続きは、Fresnillo社の株主による承認を経た後、本年10月初旬に完了する見通しである。

 Fresnillo社CEOのOctavio Alvidez氏は、本買収によりLa Herradura鉱山が位置する地域を効率的に開発することが可能となり、同社における現在の年間金生産量15.5tが2018年には23.3 tにまで増加する見通しを示した。

 また、同社CFOのMario Arreguin氏によると、Centauro Deepプロジェクトは総資本コストを365百万US$とし、その多くを2015年下期及び2016年に投資する計画を立てており、操業後10年間で年間金生産量を7.0 tと見込んでおり、また、Mega Centauroプロジェクトは総資本コストを150百万US$とし、操業後12年間で年間金生産量6.2 tを見込む。なお、両プロジェクトともに2015年から開発を開始し、2016年又は2017年に操業を開始する計画である。一方、2015年における10億US$の投資計画を見直し、現在探鉱段階にあるプロジェクトに影響を与えない範囲で当該投資計画を20~25%削減する。

 なお、同社は、本年における金生産量を当初計画の14 tから4~8%程度下方修正する見通しである。当該下方修正に関する主な要因は、La Herradura鉱山における火薬使用許可一時停止問題や新設リーチプラントの技術的問題によるものであるが、下方修正した減産分については2015年でカバーする見通しを示している。

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