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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年9月22日 北京 森永正裕

中国:銅スクラップ回収産業の発展傾向

 中国は現在、銅スクラップ資源を非常に重視している。銅資源が不足している中で、需要は大きいため、銅原料を輸入しなければならない。中国は、銅スクラップの回収事業を積極的に展開しており、現段階における中国の銅スクラップの供給源について長江有色金属ネットが紹介している。

 銅スクラップは精製銅を産出するための重要な原料であり、2003年から銅価格が継続的に上昇する中、世界の銅スクラップ利用率も年々増えていた。2006年以降世界の銅生産はあまり伸びていないが、銅スクラップは原料として銅鉱石の不足を補ってきた。

 銅スクラップは主に二つの供給ルートがある。一つは新しい銅スクラップ、すなわち銅生産中に生じた切片やスクラップで、通常では製錬所自身がそれを処理し、銅生産企業が直接炉に戻し、銅生産の原料とする。

 もう1種は古くなった銅スクラップ、すなわち捨てられた銅資源であり、通常では回収業者がそれを回収した後、集中的に銅企業に販売する。回収業者は主に廃棄建物や交通機関から解体された銅スクラップを、回収再生することできる。

 中国の銅スクラップの輸入量は大幅に減少しているが、これも国内の銅スクラップ利用率が次第に増加しているからである。とはいえ、輸入も依然としてあり、主な輸入元は米国、ドイツ、日本、ロシアである。製錬所も銅スクラップを利用することによって、銅鉱石の供給問題を解決することができる。

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