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ニュース・フラッシュ

2014年9月23日 バンクーバー 山路法宏

加:Iron Ore Company of Canada社に対する9億C$の先住民訴訟が審理入りへ

 報道によれば、Rio Tinto社が過半数の株式を保有するIron Ore Company of Canada(以下、IOC社)の鉄鉱山操業により、権利が侵害されたとして、先住民族がIOC社に対して9億C$の補償を求めた裁判で、2014年9月19日、QC州最高裁判所は、IOC社による棄却申し立てを却下した。これにより、今後本訴訟の審理入りが確定した。

 訴訟を起こしているのはInnuファーストネーションの2つのコミュニティUashat Mak Mani-UtenamおよびMatimekush-Lac Johnで、訴えによれば、QC州北東部の大部分を占める彼らの伝統的な土地において、IOC社が60年近く、彼らの事前の許可なしに操業を行ってきたことで彼らの権利が侵害されてきたと主張しており、その期間の権利侵害に対する補償を求めて2013年3月に訴訟を起こしていた。それに対してIOC社は、当該権利についてInnuファーストネーションに同社を訴える権利はなく、むしろ政府を訴えるべきであるとして棄却の申し立てを行っていた。

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