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ニュース・フラッシュ

2014年9月26日 サンティアゴ 山本邦仁

アルゼンチン:2014-2015年夏季探査シーズンの探査活動は低調の見込み

 メディア報道によると、鉱物資源探査業者団体GEMERAのJulio Ríos Gómez会長は、マクロ経済の先行き不安、融資や資金アクセスへの困難から、次期の2014-2015年夏季探査シーズンの見通しは暗いと語った。例年8~9月には、夏季探査シーズンの事業計画について各社から発表があるところ、今のところこれといった発表はない状況であり、探査活動水準は例年を下回る模様。

 同会長によると、2014第2四半期にはビジネスチャンスを求めて投資家が亜国を訪れるようになり、政権交代後の状況の好転を期待するジュニア企業による有望鉱床探査プロジェクトへの参画にむけた動きがあったものの、グリエサ判決の結果、亜国がデフォルトしてからは、せっかくの回復の兆候は再び縮小してしまったとのこと。また、同会長は、もし金価格が1,200US$/ozを下回る場合、大半の金鉱山は採算が合わなくなるだろうと指摘した。

 2014年の探査投資額(ブラウンフィールドを含まない額)は6千万US$であり、2011年に予想された額の1/5にとどまるとされ、探査プロジェクトとしては、Cerro Samenta銅プロジェクト(Southern Copper社、サルタ州)、Chinchillas銀プロジェクト(Golden Arrow Resources社、フフイ州)、北部のリチウム関係プロジェクトに限定されるとのこと。また、サンフアン州での探査活動の低迷は顕著で、プレFS~FS段階にある3大プロジェクトのうち、唯一若干の活動があるのはAltar銅プロジェクト(Stillwater Mining社)のみであり、El Pachon銅プロジェクト(Glencore)、Los Azules銅プロジェクト(McEwen Mining社)については特段の活動がない状況である。

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