閉じる

ニュース・フラッシュ

2014年9月29日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:鉱業振興信託総裁、Durango州鉱業の見通しは良好との見解を示す

 2014年9月24日付け業界紙等によると、鉱業振興信託(FIFOMI)のRicardo López Pescador総裁は、鉱業活動は環境に対するリスク分析のほかに、エヒード等共有地問題の解決が求められるが、Durango州では過去に共有地問題が頻発していたものの、現在では全て解決していることから、同州鉱業の見通しは良好であるとの見解を示した。

 同総裁によると、エヒード促進信託基金(FIFONAFE)が鉱業企業と共有地所有者であるエヒードとの共有地問題の仲裁を実施する等により、同州では共有地に関する重大な問題が発生しておらず、一部に大きく発展した共有地問題についても解決に導いてきた。こうしたことにより、同州では探鉱活動が活発化し、その結果として、メキシコ国内の州別主要鉱業生産量において鉱種によっては上位3番に入るに至っている。一方、8月にGrupo México社の子会社Southern Copper社が同州で操業するBuenavista銅鉱山において発生した銅浸出液流出事故のように、鉱業は近隣環境への深刻な影響を与える可能性を有することから、環境保護に対する関心を高め、同様な事故を未然に防止するための措置が求められる。

ページトップへ