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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル 亜鉛
2014年9月29日 北京 森永正裕

中国:中小規模鉛・亜鉛鉱山の生産は制限される

 安泰科が実施した国内の中小規模鉛・亜鉛鉱山企業に対する調査研究の結果によると、現在中国国内企業の稼働率は60%~65%近くの低水準を保ち、月間生産量は100t~300tである。現在、亜鉛鉱山企業の稼働率が低い理由は、以下の通り。

◆ 中央政府が、鉱山への整理整頓事業に次第に力を入れた。2014年9月12日、工業情報化部が発表した意見募集稿に基づき、新規建設する鉛・亜鉛鉱山の基準を大幅に引き上げ、新規建設する小規模鉛・亜鉛鉱山の規模は単体鉱山10万t/年以上と設定され、小規模鉛・亜鉛鉱山を統合し、基準に達していない鉱山に対しては採掘権を与えていない。既存の中小規模鉱山の採掘年数が増えることによって、品位はますます低下し、採掘コスト及び難度も高まった。そのほかに、鉛・亜鉛鉱山への環境保護検査に力を入れ続け、雲南省、四川省の企業がもっとも影響を受け、一部の企業は点検作業を実施中。

◆ 中小規模鉱山企業の製錬所による資金滞納が深刻化し、企業は資金面で大きなプレッシャーを受け、運営が妨害されているため、一部の企業は生産量を縮小または生産停止させた。

◆ 最近、市況が不安定化し、価格は下落し、取引企業が買い占めてかつ売り惜しみするため、商売は以前より悪化している。

 西北地域の一部では高品位鉱床を発見しにくく、低品位の鉛・亜鉛鉱山の利潤も低いため、数多くの企業は生産量を削減していた。

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