閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル 鉄鉱石
2014年10月3日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Norilsk Nickel、Bystrinskoe銅・金・鉄鉱床開発のパートナーを求める

 2014年9月25日付け地元報道等によると、スイスの商社Glencore、Trafigura等が、Norilsk NickelのBystrinskoe銅・金・鉄鉱床(ザバイカリエ地方)開発への参加に関心を示している。Norilsk Nickelのウラジーミル・ポターニンCEOによると、Norilsk Nickelは、Bystrinsky採鉱選鉱コンビナートの建設費10億US$を必要としており、各社は製品購入の他に、建設中のコンビナートへの出資にも関心を持っている。この場合、Norilsk Nickelが支配権を保持しつつプロジェクトの権益を売却することになる。同社はプロジェクトに既に約5億US$を投資している。また、プロジェクト・ファイナンスの獲得も目指しており、ロシア開発対外経済銀行を含む最大手の開発金融機関と現在交渉中である。9月半ばに開催されたロシア中国政府間投資協力委員会会合において、Norilsk Nickelは同プロジェクトに関して中国企業から12件のオファーを受けた。中国は採鉱選鉱コンビナートの製品購入のほか、プロジェクトのファイナンスにも関心を示している。

 Bystrinsky採鉱選鉱コンビナートは2017年操業開始予定、年産能力は銅6万2,000 t、金6.3 t、鉄210万tが見込まれ、総建設費(鉄道建設費を除く)は付加価値税を含め516億ルーブル(13億5,000万US$)である。2014年1月初め時点のプロジェクト投資額は170億3,000万ルーブルで、うち採鉱選鉱コンビナート建設に89億7,000万ルーブル、Naryn1(Borzya)~Gazimursky zavod間鉄道新線に80億6,000万ルーブルが支出された。鉄道建設の総投資額は約320億ルーブルで、うち約240億ルーブルが投資基金からの資金、80億6,000万ルーブルがNorilsk Nickelの自己資金である。

ページトップへ