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ニュース・フラッシュ

2014年10月3日 モスクワ 木原栄治

ロシア:クリル諸島の鉱業発展に33億ルーブル投資へ

 2014年9月26日付け地元報道等によると、連邦特別プログラム「2016~2025年のクリル諸島社会経済発展」(以下、「プログラム」という。)が検討されており、クリル諸島(サハリン州)の鉱業発展には2016~2025年に33億1,100万ルーブルが投資される見込みである。セルゲイ・イワノフ大統領府長官によると、プログラム案は2014年末までに全連邦政府機関の合意を得て、2015年3月には政府の承認を得る予定である。

 同案によると、鉱業発展投資の最大部分(26億ルーブル)は予算外資金で賄われる。Vulkan Kudryavy(クドリャヴィ火山)鉱床(択捉島)の火山ガスからのレニウム・インジウム・ゲルマニウム精鉱生産施設建設には、2020年2億ルーブル、2021年及び2022年は各9億5,000万ルーブルの投資が予定されている。また、これらの生産のためのインフラ整備にサハリン州も4億ルーブル(2018年2,000万ルーブル、2019年及び2020年各1億9,000万ルーブル)を投じる予定である。

 産業貿易省関連では、火山ガスからのレアメタル抽出技術商業化に向けたプロトタイプ開発への投資(2016年3,000万ルーブル、2017年1億200万ルーブル)、極東開発省関連では、探査済み鉱床を表す地図の作成とこれらの鉱床開発プロジェクトのFS作成への投資(2016年2,000万ルーブル、2017年7,000万ルーブル、2018年8,900万ルーブル)が、それぞれ予定されている。

 プログラムの予定資金総額は684億ルーブルで、内訳は連邦予算293億ルーブル、サハリン州連結予算303億ルーブル、民間投資約88億ルーブルとなっている。

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