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ニュース・フラッシュ

2014年10月6日 リマ 岨中真洋

ペルー:州知事選挙、Cajamarca州は反鉱業の候補者が当選確実

 2014年10月6日付け地元各紙によると、2014年10月5日に統一地方選挙が実施され、Cajamarca州では、汚職の容疑で2014年6月から拘留されているSantos現知事が、選挙当日の開票で49.9%を得票し、続く候補者の得票率18%を大きく引き離していることから、再選確実の見通しとなっている。

 Santos知事は、Minas Conga金プロジェクトに対する反対をはじめとして、反鉱業の姿勢を明確に打ち出している政治家であり、鉱業界にとっては今後の影響が懸念される。ただし、同知事の拘留期間は14カ月と定められていることから、実際には副知事による兼務となること、さらに有罪判決が下された場合、解任される可能性がある旨が指摘されている。

 その他の鉱業地域においては、2014年10月6日午後の時点において、Arequipa州、Apurimac州、Cusco州、Puno州、Tacna州等において州知事選の決選投票が行われる見通しが示されている。

 一方、Arequipa州Islay郡の郡知事には、同郡で実施されるTia Maria銅プロジェクト(Southern Copper社)に反対を表明しているAle氏が当選を果たした。

 なお、鉱業石油エネルギー協会のMorales会長は、鉱業投資は長期にわたって実施するものであり、問題には冷静に対処していく姿勢を示した。さらにSantos知事については、同知事がCajamarca州の発展を望むのであれば、対話に応じるべきだとしつつ、一筋縄にはいかないだろうとの見方を示した。

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