閉じる

ニュース・フラッシュ

2014年10月6日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:金市況が新規貴金属プロジェクトの進展を抑制

 2014年10月1日付け業界紙等によると、メキシコにおいて貴金属鉱山を操業する主要なカナダ鉱業企業の経営陣は、金市況が本年末から来年にかけて1,200US$/ozを下回る可能性が否定できない状況において、同国における新規の貴金属プロジェクトの開始を抑制する等の影響が懸念される旨を明らかにした。

 加Timmins Gold社(本社:バンクーバー)Miguel Ángel Soto副社長によると、現在の金市況は新規ビジネスの開始を困難とするほどの重大なブレーキとなっており、同社が保有するLa Chicharra金プロジェクトに関しては、全部門において想像を絶するほどの経費削減策を講じた上で漸く2015年の操業開始を見込む状況である。

 加Goldcorp 社(本社:バンクーバー)Tomas Iturriaga副社長によると、収益性を維持するために操業コストの削減を図っており、既にメキシコにおいて投資した200百万US$のうち、120百万US$については金抽出の効率を改善し操業コストを削減するための費用として投資した。

 加AuRico Gold México社(本社:トロント)Luis Chávez副社長によると、本年から来年にかけての金市況は現在の操業を維持できる限界である1,180~1,200US$/ozを見込んでいるが、仮に金市況がこれを下回ることとなれば、大幅な減産が余儀なくされる。

ページトップへ