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ニュース・フラッシュ

2014年10月6日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:加Goldcorp社、メキシコ鉱業の課題を概説

 2014年10月1日付け業界紙等によると、加Goldcorp社Tomás Iturriaga副社長は、メキシコにおいて鉱業活動を実施するに際し、鉱床や鉱区へのアクセス道(インフラ)の欠如、鉱山労働者賃金の高騰等を克服することが重要な課題である旨を明らかにした。

 同副社長によると、同国の鉱床は開発の経済性が十分でなく、特に鉱区へのアクセス道敷設に関し、土地所有者からの土地の譲渡や賃貸借がそもそも困難である又は法外な価格を要求される等により開発コストの高騰を招き、結果として同国鉱業の国際競争力の低下をもたらしている。同社は、Guerrero州に保有するLos Filos金鉱山における鉱山拡張工事に際し、本年初頭に地元土地所有者やエヒードによるアクセス道の一時封鎖に見舞われた。一方、労働コストの高騰も、生産性の低下に繋がっている。また、本年1月に施行された鉱業特別税及び貴金属鉱業特別税への対策も必要である。同社が納税すべき鉱業特別税を含む鉱業関係税における実効税率の合計は35.25%である。なお、メキシコ近隣諸国における同実効税率は、カナダ30%、米国35%、グアテマラ28%、ドミニカ共和国47%である。

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