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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年10月6日 ロンドン 竹下聡美

スウェーデン:加Flinders Resources社Woxna黒鉛鉱山開山、欧州生産量倍増へ

 加Flinders Resources社は2014年9月24日付で、スウェーデン中部に位置するWoxna黒鉛鉱山の操業開始を正式に発表した。同社CEOのBlair Way氏によると、今後1年間は精錬プロセスの改良が必要であるとして年間生産量は4,000 tにとどまるが、3年をかけて生産能力増強し、フル稼働後は年産1.1万tの鱗片状黒鉛の生産が期待できるとしている。また同鉱山は業界基準である炭素含有量94%黒鉛精鉱であることから主要な耐火物市場への参入が可能であるとしている。欧州において鱗片状黒鉛鉱山は、年産量9,000 tのノルウェーのSkaland鉱山が唯一であることから(ドイツのAMG黒鉛鉱山は米AMG社へ独占的に供給していることから除く)、Woxna鉱山の生産開始により今後欧州の黒鉛生産量は倍増する見通しで、世界生産6割以上を占める中国への依存を減らすことが可能となる。また欧州での高い生産コストに関しても欧州域内での取引に際しては輸送費の削減が可能となり競争性は確保できるとしている。

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