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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年10月13日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:Grupo México社、銅浸出液流出事故により企業成長に深刻な影響懸念

2014年10月6日付け業界紙等によると、世界的金融グループUBS社のメキシコ支社は、Grupo México社の子会社Southern Copper社がSonora州で操業するBuenavista銅鉱山において、8月に発生した銅浸出液流出事故を踏まえた追加的な安全対策により、Grupo México社の今後の鉱業生産と企業成長に深刻な影響がもたらされる可能性を示唆した。 UBS社メキシコ支社によると、Grupo México社が雇用喪失や追徴課税等により、同鉱山の鉱業コンセッションが取り消される可能性は極めて少ないものの、同州政府が同鉱山を含む同社が保有する鉱山に対し新たな安全対策を要求する可能性があることから、当該安全対策が同社の経営上のリスクとなり得る。特に2015年には同州知事選挙を控えているため、同州政府が同社に対し追加制裁や当該安全対策を強要する可能性が極めて高いと考えられる。 一方、同社によると、同事故により本年における同社の銅生産量は、当初計画から20千tの減産を見込むほか、8~9か月間に及ぶ同鉱山の操業一時停止が、中期的な成長に深刻な影響をもたらす可能性がある。

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