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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2014年10月17日 モスクワ 木原栄治

ボツワナ・南ア:Norilsk Nickel、ボツワナと南アのニッケル資産を売却へ

 2014年10月10日付け地元報道等によると、Norilsk Nickelは、Tati Nickel Mining Company(ボツワナ)とNorilsk Nickel Africa(南ア)をBCL社(ボツワナ)に売却することを検討している。売却額は3億~3億5,000万US$となる見込みで、同社の海外資産売却額としては過去最高となる。

 BCL社はトーリング契約でTati Nickelの精鉱を処理しており、半製品はロシア及びフィンランドにあるNorilsk Nickelの事業所に送られている。

 Tati Nickel(株式の85%をNorilsk Nickel、15%をボツワナ政府が保有)は、Phoenixニッケル鉱山と操業停止中のSelkirkニッケル鉱山(鉱石埋蔵量計2億3,900万t)、Phoenix選鉱プラント(鉱石年間処理能力1,200万t)を有する。

 Norilsk Nickel Africaは、African Rainbow Minerals社と50:50でニッケル企業Nkomati社を保有しており、Nkomati社は、Nkomati鉱床(鉱石埋蔵量1億1,350万t)、2つの選鉱プラント(鉱石年間処理能力計570万t)を有する。

 Norilsk Nickelは、2007年、約70億US$を投じてOM Groupのニッケル事業とLionOre社を買収し、ボツワナ、南ア、豪州の資産を取得した。2008年危機以降、同社海外事業所の大半が生産・採掘コスト高のため操業を停止している。 

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