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ニュース・フラッシュ

2014年11月10日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Norilsk Nickel、2014年1~9月期の生産実績を公表

 2014年10月31日、Norilsk Nickelの2014年1~9月期及びQ3の生産実績が公表された。概要は次のとおり

 (1) グループ全体

・ 1~9月期のパラジウム生産は、前年同期比2.9%増の210万800oz(65.566 t)、プラチナ生産は1.6%増の51万1,000oz(15.894 t)であった。

・ 1~9月期のニッケル生産は前年同期比5.6%減の19万9,849t、銅生産が1.7%減の27万3,285tであった。

 (2) ロシア国内事業所(北極圏支社、コラ採鉱冶金会社)

・ Q3のパラジウム生産は、Q2 比5.2%増 の74万5,000oz、プラチナ生産は5.9%増の17万7,000ozとなったが、これは国内事業所の仕掛品在庫の製品化による。

・ 1~9月期のパラジウム生産は205万1,000oz、プラチナ生産は49万ozであった。

・ Q3のニッケル生産は、Q2比4.5%増の5万7,200 tとなったが、1~9月期では前年同期比1.7%減の16万7,600tとなった。

・ Q3の銅生産は、Q2比4.6%減の8万6,200tとなったが、これはNadezhda製錬所の炉の大規模修理開始によるものである。

・ 1~9月期の銅生産は前年同期比1.2%減の26万5,600tとなったが、これはコラ採鉱冶金会社における輸入トーリング原料の処理が減少したことによる。

 (3) Norilsk Nickel Harjavalta(フィンランド)

・ Q3のパラジウム生産はQ2比24.2%増の2万1,000oz、プラチナ生産はQ2比32.2%減の6,000ozとなった。プラチナの減産は、Harjavaltaに納入された銅ケークのプラチナ品位が低かったことによる。

・ Q3のニッケル生産はQ2比倍増の1万3,300 tとなった。大幅な増産は、外部企業からの原料の処理が増加したことによる。1~9月期のニッケル生産は前年同期比10.1%減の2万9,900 tとなった。減産の原因は、外部企業からの原料供給の減少、メンテナンスのための長期稼働停止と設備の修理である。

・ Q3の銅生産はQ2比8.9%減の2,400 tであったが、これは大量の銅ケークがコラ採鉱冶金会社の精錬用に回されたためである。1~9月期の銅生産は前年同期比18.2%増の5,900 tであった。

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