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ニュース・フラッシュ

2014年11月13日 北京 森永正裕

中国:7業界の “三率”状況を調査済み

 安泰科によれば、2014年10月31日~11月5日まで、金、石炭、冶金、非鉄金属、非金属、油ガス、化学工業7業種の“三率”(採掘実収率、選鉱実収率、総合利用率)に対する調査・評価作業について、専門家における検収を通過し、金・鉄・石炭等22種の重要鉱種の三率レベル及び技術の現状を全面的に調査し、現状が把握された。

 7業種の三率調査・評価作業は、各産業協会が自身で担うが、中国地質科学院鄭州鉱産総合利用研究所から技術面の援助及び指導を受ける。そのうち金資源の調査及び評価作業を通じ、国内金鉱山の三率レベル及び採掘・選鉱及び総合利用技術レベルが全面的に把握され、国内金鉱物資源三率調査・評価データベースを構築し、「金資源の合理的開発利用における三率指標要求(試行版)」を制定した。石炭業界では、7,138か所の炭鉱、石炭の調査・評価結果を取得し、関連先進技術に対する解析を行い、業界の成長を奨励する方向性を提示した。冶金業界においては、国内鉄鉱山、マンガン鉱山の三率の現状、随伴共生鉱種、低品位・選鉱し難い鉱物資源の状況及び総合開発利用技術などに対し全面的な調査を行い、三率指標の計算評価モデルを構築した。非鉄金属の調査・評価作業においては、異なる鉱山のデータを集計することによって、タングステン・銅・鉛・亜鉛・アルミニウム・モリブデン・錫、アンチモン・ニッケル・レアアース等10種の重要な鉱物資源の三率評価を終え、三率基準の設立根拠を提供した。非金属鉱物資源の調査・評価事業に対し、蛍石、グラファイト、耐火粘土の3種の鉱物資源の578社の鉱山企業に対して調査を行い、調査・評価業界報告書を作成した。石油・ガス資源の調査評価事業では、国内674か所の油田、254か所のガス田の石油・ガス資源の配置、開発利用状況、三率状況及び採掘実収率を引き上げる技術やプロセスへの調査評価作業を終え、国の生産経営計画及び持続可能な発展計画の作成に基準を提出した。化学工業資源分野においては、リン鉱石、硫黄鉄鉱石、カリ塩鉱物資源の開発利用現状を初めて科学的に調査評価し、鉱物資源の節約及び総合的利用レベルを高めるために重要な役割を果たした。

 国土資源部は、2012年6月に国内重要鉱物資源の“三率”調査評価事業を開始している。

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