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ニュース・フラッシュ

2014年12月1日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:環境天然資源省、鉱害苦情に関する統計を公表

 2014年11月26日付け業界紙等によると、環境天然資源省(SEMARNAT)は、鉱業活動により発生した環境汚染に対する苦情に関し、本年1~9月において635件受け付けた旨を公表した。

 公表内容によると、635件のうち95 %は未解決である。最近では、本年8月にGrupo México社の子会社Southern Copper社がSonora州で操業しているBuenavista銅鉱山において、銅浸出液流出事故が発生しており、11月20日に漸く非常事態宣言が解除されたケースがある。

 メキシコ鉱業会議所(CAMIMEX)によると、メキシコ国内の鉱業活動における安全及び環境対策のための投資は、過去2年間において減少している。2012年における鉱業分野での投資額は80億US$で、他の産業分野よりも多額であった一方、鉱業分野における環境に関する投資額は、2011年は2010年の倍となる162百万US$を記録したが、2012年は116百万US$、2013年は107百万US$と年々減少している。また、鉱業分野における安全に対する投資額も、2011年が83百万US$、2012年が80百万US$、2013年が55百万US$と年々減少している。

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