閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年12月1日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:メキシコ国家人権委員会、Mulatos金鉱山に対する鉱害申立を調査開始

 2014年11月27日付け業界紙等によると、メキシコ国家人権委員会(CNDHM)は、加Alamos Gold社がSonora州に保有するMulatos金鉱山に対する鉱害申立に基づき調査を開始した旨を明らかにした。

 地域住民による鉱害申立によると、採鉱における火薬の使用が生命や健康にリスクをもたらすとともに、近隣の建物にダメージを与えているほか、採鉱により地盤が緩み、崖崩れの危険性を高めている。また、鉱山からの有毒な残渣が周辺森林に悪影響を与えるほか、近隣河川の水質を悪化させ、住民の飲料や家畜への水供給も困難なものにしている。

 CNDHMは、鉱山周辺環境を調査する監視官を派遣するとともに、経済省に対し環境、衛生及び水を管轄する行政当局とともに必要な連携を図り予防措置を取るよう要請した。また、地域住民の人権が保護されていないことが判明した場合は操業一時停止措置も視野に入れ、経済省に対しリスク評価も要請した。

 なお、本件に関し同社はコメントを控えている一方、大雨の影響により、本年Q3における同鉱山の金生産量が、前年同期の1.3 tから0.9 tへと減少した旨を公表した。

ページトップへ