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ニュース・フラッシュ

2014年12月8日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:貴金属鉱業企業、高品位鉱石採鉱へ移行

 2014年12月2日付け業界紙等によると、メキシコで活動する貴金属鉱業企業は、昨今の金属市況における大幅下落を鑑み、生産コストを削減し利益を確保するため高品位鉱石の採鉱へと移行している。

 加McEwen Mining社(本社:トロント)は、本年Q3において高品位鉱石の採鉱へと劇的に移行した企業であり、Sinaloa州に保有するEl Gallo金・銀鉱山の2015年における金換算生産量を2.3 tから1.6 tへと減産する計画である。加First Majestic Silver社(本社:バンクーバー)は、本年Q3において高品位鉱石の採鉱へと移行した企業であるが、同期中における利益改善には至らず、Q4以降の改善が期待される。米Coeur Minig社は、採鉱する金品位を2倍以上に引き上げることにより、2015年以降のコスト削減を見込み、加Almos Gold社(本社:トロント)は、本年3Qにおいて高品位鉱石の採鉱へと移行したことにより、4Q以降の利益改善が期待される。

 多くの鉱業アナリストによると、2015年における鉱業市況は横ばいで推移すると予測しており、各鉱業企業は利益確保のため、高品位鉱石の採鉱への移行が継続されるとの見通しを示している。

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