閉じる

ニュース・フラッシュ

2014年12月15日 バンクーバー 山路法宏

加:BC州政府がSite C水力ダムの建設を承認

 2014年12月13日、BC州政府はSite Cクリーンエネルギー計画の承認を発表した。

 同プロジェクトは同州北東部におけるダムと水力発電所建設プロジェクト(設計能力:1,100 MW)で、コスト効率の良いクリーンな再生可能エネルギーを超長期に渡って供給するもの。当該プロジェクトにより、約5,100 GWh(BC州の約450,000世帯の使用電力量に相当)の電力供給が可能となる。BC州は人口増加と経済発展により、電力需要が今後20年で40 %増加すると見込まれており、そうした需要に応えながらも、北米で3番目に低い電力料金を今後も維持し続けるには、同プロジェクトの実現が求められていた。

 BC州商工会議所やBC州ビジネス協議会(BC Business Council)等、地元経済界は同プロジェクトがBC州の経済をけん引する原動力になるとして、州政府の決断を支持している。また、BC州鉱業協会も新規鉱山やLNGプラントの建設によって、今後さらに多くの電力が必要とされる事から、当該プロジェクトを歓迎している。鉱業分野における電力コストはプロジェクトの経済性を大きく左右する要素であり、Rio Tinto Alcanが同州Kitimatでのアルミニウム精錬所建設計画を中断したケースもある。

 同プロジェクトの初期投資額は83.35億US$で、2015年夏の建設開始を予定している。

ページトップへ