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ニュース・フラッシュ

2015年1月5日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ: 2015年のメキシコ注目鉱業プロジェクト5選

 2014年12月31日付け業界紙等は、2015年におけるメキシコ注目鉱業プロジェクトとして次に示す5つを挙げた。

 ○ Limón-Guajes金・銀プロジェクト

 加Torex Gold Resources社(本社:トロント)がGuerrero州に保有、初期投資額725百万US$で世界最大級の金プロジェクト、2015年8月に開発工事が終了見込み。金資源量149 t、鉱山寿命11年で、金生産量11.7 t/年を見込む。

 ○ El Boleo多金属プロジェクト

 加Baja Mining社(本社:バンクーバー)と韓国コンソーシアム(韓国鉱物資源公社(KORES)が筆頭)がBaja California Sur州に保有。初期投資額が当初計画の11.43億US$から18.25億US$へと大幅に増加した上、開発工事に係る労働力確保が難航していること等により、大幅に遅延している操業開始が2015年に開始されるか否かが現時点では不透明。

 ○ El Barqueño金プロジェクト

 Agnico Eagle Mines社(本社:トロント)がJalisco州に保有。205百万加$(179百万US$)にて加Cayden Resources社を吸収合併し、同社のメキシコにおける第4の金鉱山候補として傘下に組み入れた。2015年に操業開始を予定。

 ○ Esperanza金プロジェクト

 Alamos Gold社(本社:トロント)がMorelos州に保有。Esperanza Resources社を吸収合併し、傘下に組み入れた。鉱山寿命6年で、金生産量3.2 t/年を見込む。前保有会社による環境影響評価が適切ではないとの判断から、新たに評価を実施するために6~9か月を要することから、操業開始は12~18か月先になるとの見通しが示されている。

 ○ Buenavista銅鉱山拡張プロジェクト

 Grupo México社の子会社Southern Copper社がSonora州で操業しているBuenavista銅鉱山を、2016年までに現在の年間銅生産量の175 %に相当する510千tにまで拡張する計画。なお、同鉱山については、2014年8月に銅浸出液流出事故が発生し、近隣河川を含む周辺環境への多大な環境汚染を引き起こしたことから、汚染除去対策費として20億ペソに上る基金の設立等が必要となっており、当該プロジェクトの推進に影響を与えている。

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