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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2015年1月19日 シドニー 山下宜範

豪:上院議員が鉄鉱石価格の下落に係る調査を要求

 2016年1月13日付け地元紙によれば、独立系のNick Xenophon上院議員が、鉄鉱石価格の下落の背景を明らかにするため鉄鉱石事業について上院で調査するよう昨年に続いて再度求めた。

 WA州の選出で経済委員会に属する同議員の要求に対し、Josh Frydenberg資源エネルギー大臣は「鉄鉱石事業はグローバルな自由市場の下で行なわれており、法を遵守している限り政府は介入しない」と述べ、この要求を拒否していた。

 Fortescue Metals Group(FMG)のAndrew Forrest会長は、鉄鉱石の価格を下げるためにBHP BillitonやRio Tintoが過剰な生産を続けて小規模事業者を追いやっている、と主張しているが、Xenophon議員は同氏の主張を引用しつつ、国の歳入に与える影響に係る調査や競争法の強化も検討すべきであり、国益に関わることだと主張した。

 今回の要求に対して、BHP BillitonのCEOのAndrew Mackenzie氏は「馬鹿げたことであり税金の無駄使い」、Rio Tintoの鉄鉱石部門CEOのAndrew Harding氏は「我々は市場操作などしていない」と各々述べた。他方、FMGのCEOのNev Power氏は「企業の過剰供給の戦略による影響に光を当てることを強く支持する」と述べた 。

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