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ニュース・フラッシュ

2015年1月26日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Rosatom社、制裁下でも対米ウラン製品輸出は継続へ

 2015年1月16日付け地元報道等によると、ロシアの核輸出企業TENEX社(Rosatom社傘下)のリュドミラ・ザリムスカヤ社長によると、同社は2015年もウラン製品の対米輸出を継続する予定である。

 ロシア産ウラン製品が初めて米国に輸出されたのは1980年代末であるが、そのほぼ直後にTENEX社は米商務省によるアンチダンピング調査という米政権の規制措置に直面した。1993年から米ロ間ではHEU-LEU契約(Rosatom社傘下企業がロシアの核弾頭解体による高濃縮ウラン(HEU)500tを低濃縮ウラン(LEU)に希釈・加工し、米国の原子力発電所が核燃料として利用)が実施されてきた。

 TENEX社は2013年に、米国、西欧及びアジア太平洋地域諸国の電力会社に対するウラン製品供給契約を10件以上(総額10億US$以上)締結している。2013年の同社の輸出総額は30億US$以上であった。 

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