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ニュース・フラッシュ

2015年1月26日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Tomtor鉱床のレアアース、2020年に市場へ

 2015年1月17日付け地元報道等によると、Tomtorレアアース鉱床(サハ共和国オレニョク地区)のインフラ建設が2019年に開始される旨を、Vostok Engineering 社のアンドレイ・デデューヒン社長が述べた。

 Tomtor鉱床は世界最大級の鉱床であり、予測資源量は鉱石1億5,400万tとされる。同鉱床開発を目的として、2014年に国営企業RostecとICTグループ(アレクサンドル・ネシス社長)が合弁企業TriArkMining社を設立し、その子会社であるVostok Engineering 社は2014年5月、連邦地下資源利用庁(Rosnedra)の入札で、同鉱床Burannyi鉱区(面積12.4 ㎢)のライセンス(ニオブ、レアアース、スカンジウム及び随伴鉱種の探査・採掘目的)を10億5,200万ルーブルで落札した。2020年までのレアアース開発計画の資金規模は1,450億ルーブルである。

 鉱床のインフラは2020年までに建設予定である。2015~2017年に地質調査を行い、2018年までにプロジェクトのFS作成、環境アセスメントを予定している。

 Rostec社はロシアにおけるレアアースの主要消費者である。同社のセルゲイ・チェメゾフCEOは、「TriArkMining社は2020年にはレアアースの国内需要を完全にカバーできるのみならず、この戦略資源の輸出も開始できる。」と述べている。

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