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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年1月27日 サンティアゴ 山本邦仁

チリ:BHP、Spence銅鉱山拡張プロジェクトを中止する可能性

 メディア報道によると、現在、プレFS段階にあるSpence銅鉱山拡張プロジェクトが中止される可能性を指摘する声がある模様。業界筋は、“市場動向から判断して、同プロジェクトへの支出が増大する傾向が予想されること、また、BHPは、チリにおいては、Escondida銅鉱山への投資に重点を置いているといったことなどから、同プロジェクトが実施されない可能性もある。”と述べている。

 COCHILCO(チリ銅委員会)のデータによれば、Spence鉱山の2014年1~11月の生産量は、約15.9万tに達し、前年同期比15.9%増であった。2014年11月、BHPは、Spence鉱山拡張プロジェクトに関して次の2つの選択肢を検討していると発表した:(1)2016年までに、銅回収レベルを14 %向上させる;(2)選鉱施設(95,000 t/日)の建設が必要ながら、プレストリッピングや新たな機械類の導入の必要がないといった利点のある深成硫化鉱(2012年発表時で、深成鉱化帯の概測及び予測鉱物資源量23.5億t、平均銅品位0.43 %、平均モリブデン品位117 ppm)の採掘を実施する。

 いくつかのメディアは、2014年中にBHPはSpence鉱山拡張プロジェクトへの投資を決定するだろうと予想していたが、決定は下されなかった。2015年中ごろまでに、BHPは、同プロジェクトへの投資について何らかの発表を行う可能性がある。

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