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ニュース・フラッシュ

2015年1月27日 北京 森永正裕

中国:レアアース等優位鉱産資源に対し採掘総量規制を実行へ

 現地報道によれば、2015年1月23日、中国国土資源部は第3回鉱産資源企画編成作業テレビ会議を開き、新規計画編成作業について再動員・再配備をおこなう。

 第3回鉱物資源計画の編成は主に以下の四つの内容がある。

 一、開発利用の総量規制メカニズムを完備させ、国家の産業政策に基づき、状況を区分し、分類を調整し、資源の採掘総量を合理的に規制し、鉱業経済運営の健全且つ安定を図る。石炭等生産能力が過剰な資源に対し、厳しくチェックする。レアアース、タングステン等従来より優位な鉱物資源及び戦略的新興鉱物資源に対し、採掘総量規制を実施する。石油、鉄、銅、アルミニウム等国内で不足する鉱物資源に対し、奨励性探査採掘等の政策措置を実施する。

 二、鉱物資源の開発利用配置を改善し、戦略的指導的な配置をおこない、いくつかの鉱物資源の探査開発基地を定める。管理機能を地域別に分け、国家計画鉱区や国民経済に重要な価値を持つ鉱区と重要鉱区を画定し、探査採掘の禁止または制限する地域を画定し、探査採掘計画エリアを定める。

 三、鉱種差別化政策及び地域差別化政策を定める。各省(市、区)を実情に応じて結びつけ、本地域内の鉱物資源管理政策の方向性と参入許可条件を明確に設定する。

 四、探査突破戦略行動を主要対象とする資源確保プラットフォーム、グリーン鉱業を主要課題とする生態文明建設プラットフォーム、“産学研”を結びつける地質鉱産科学技術に向けた更新プラットフォーム等7大計画実施ためのプラットフォームを設立する。

 国土資源部による統一配置は、2015年7月までに省レベルの計画概要への編成を完了し、2016年6月までに全国計画に対する承認発表や省レベル計画を国土資源部による審査作業を終え、2016年末までに各レベル計画の編成・認可申請作業を全面的に完了させる。計画編成を完了していない地域に対しては、行政指導を行うか探査権・採掘権の申請を一時的に受理しないこととする。

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