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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル リチウム
2015年1月28日 サンティアゴ 山本邦仁

チリ:リチウム委員会、リチウム政策提案書をBachelet大統領に提出

 2015年1月27日、リチウム委員会は、リチウム政策に関する提案書をBachelet大統領に提出した。政府は、遅くとも4月末までにリチウム政策を策定するとみられる。提案書の内容について公表された範囲では、以下の事項が盛り込まれている。

 ・ リチウムは戦略的鉱物資源であり、鉱区設定の対象鉱物に含めないことを憲法において規定する(※)。

 ・ リチウム開発のために官民パートナーシップを構築する。

 ・ リチウム開発のために国有企業を設立する。

 ・ 1979年の法令施行前に付与された鉱業権の保持者は、特別操業契約の裁定を申請する。

 ・ Atacama塩湖については、規制変更によって、CORFO(チリ経済開発公社)とすでに調印された契約が妨げられることがないようにする。将来のオペレーションに関して新しく規制を設ける。

 ・ すでに付与された鉱業権に関して、政府による円滑な管理遂行のために、あらたな行政機関を設立する。

 ※ チリでは、鉱業法第7条にリチウムは鉱区の設定ができない鉱物と定められている。また、チリ共和国憲法第19条24項及び鉱業法第8条には、鉱区設定が出来ない鉱物の探鉱採掘については、国または国有企業が直接開発を行うか、大統領が定める条件の適用を受ける管理鉱区、または特別操業契約を通じて開発を行うことができるとされている。

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