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ニュース・フラッシュ

2015年1月30日 バンクーバー 山路法宏

米:2014年度の国内鉱山生産額は前年比4.6 %増加、USGS調べ

 米国地質調査所(U.S. Geological Survey:USGS)は、2015年1月30日、Mineral Commodity Summaries (MCS)の2015年版(2014年1~12月)を発表した。主な内容は以下のとおり。

 ・ 2014年の鉱山生産額は776億U$となった(内訳は金属鉱物が315億U$、工業用鉱物が461億U$)。2013年度比で、それぞれ3.5 %増、▲1.9 %、7.5 %増。

 ・ 主要金属鉱物の鉱種別内訳は、銅が32%、金が27 %、鉄鉱石が16 %、モリブデンが10 %、亜鉛が6 %となっている。金の価格が2年連続で下落した事が全体に影響した。

 ・ 主要工業用鉱物の鉱種別内訳は、主に建設に関連したもので、砕石(28 %)、セメント(17 %)、建設用砂礫(15 %)となっている。非居住用建設の好況が価格と数量の増加をもたらした。

 ・ 鉱山生産額が10億U$を超える鉱種は13鉱種となり、降順で、「砕石、銅、金、セメント、建材用砂礫、鉄鉱石、シリカサンド、モリブデン精鉱、リン鉱石、石灰岩、塩、亜鉛、ソーダ灰、粘土」となっている。

 ・ 米国は金属資源および製品の多くを輸入に依存しており、2014年は調査対象の64鉱種中43鉱種が国内見掛け消費量の半分以上を輸入に頼っており、2013年の40鉱種よりも増加している。更に、クリティカルメタルや戦略物資に指定されるインジウム、ニオブ、タンタル等を含む19鉱種については100 %海外からの輸入に依存している。米国の輸入依存度は統計を取り始めた1978年以来、一貫して増えている。1978年当時、輸入依存度が100 %の鉱種は5鉱種で、50 %以上は25鉱種であった。

 ・ 鉱業の盛んな州として、20億U$以上の非燃料鉱物を生産した州は12州となった。多い順から、アリゾナ、ネバダ、ミネソタ、テキサス、ユタ、カリフォルニア、アラスカ、フロリダ、ミズーリ、ミシガン、ワイオミング、コロラド。これら12週で全米の62 %を占める。

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