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ニュース・フラッシュ

2015年2月2日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:Zacatecas州の鉱業企業数が2年間で83 %以上減少する見通し

 2015年1月26日付け業界紙等によると、Demetrio Góngora Flemateメキシコ鉱山・冶金・地質技師協会(AIMMGM)Zacatecas支部長は、Zacatecas州で活動する鉱業企業数が2013年の約230社から2015年には30~40社程度へと劇的に減少する見通しである旨を明らかにした。

 同支部長によると、現時点において鉱業企業減少に伴う雇用喪失数を推定することは困難であるが、直接雇用者数で数百人、間接雇用者数で数千人の規模が予想される。同州からの鉱業企業撤退の要因は、金属市況の下落・低迷だけではなく、2014年1月に施行された鉱業特別税・貴金属鉱業特別税による。また、2013年の税制改革により探鉱経費の一括償却ができなくなったことや鉱業コンセッション税の大幅な増税のほか、自然保護地区指定による鉱業活動の制限等も拍車を掛けている。一方、鉱業企業にとっては企業再編の時期に突入しており、経済性を欠く企業は事業撤退が余儀なくされ、2013~14年はそれが顕著となった。なお、鉱業企業が地域社会との協調や環境対策に努めているにもかかわらず、鉱業企業による将来的な経済性に関し行政当局はきちんと把握していないことが遺憾である。

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