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ニュース・フラッシュ

2015年2月2日 バンクーバー 山路法宏

加:Nautilus社、サイバー攻撃により10億US$の被害

 2015年2月2日、パプアニューギニア(PNG)の領海内で同国政府と共に海底塊状硫化物鉱床であるSolwana 1プロジェクトの開発を進めている加Nautilus Minerals Inc.(以下、Nautilus社)は、サイバー攻撃によりMarine Assets Corp.(MAC社)との傭船契約に基づく保証金18百万US$のうちの前払金10百万US$を身元不明の銀行口座に振り込む被害にあっていたことを明らかにした。

 Nautilus社の発表によれば、10百万US$の保証金はNautilus社とMAC社の傭船契約に基づき、MAC社と造船会社Fujian Mawei Shipbulding Ltd.社の造船契約が有効になった後に支払うことが合意されていた。2014年11月末に造船契約が最初の分割払いによって有効となったことを受けて当該保証金をMAC社に支払ったが、同年12月にNautilus社とMAC社が身元不明の第三者によるサイバー攻撃を受けていたことが判明し、結果として支払った口座がMAC社のものではない身元不明の口座であったことが明らかとなった。Nautilus社はすぐに警察に通報しており、現在も調査中であり、またサイバーセキュリティー会社にも現在の両社のネットワークのセキュリティー確保やサイバー攻撃の発信元の特定を依頼している。

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