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ニュース・フラッシュ

2015年2月4日 北京 森永正裕

中国:中国南方希土集団における統合枠組が明らかに

 現地報道によると、贛州希土集団は中国南方希土集団を新規に立上げ、2015年2月中旬を目安に運営を開始する。株主である江西銅業集団、江タングステン持株集団及び贛州希土集団の3社が、中国南方希土集団に第1期の資本金として1億元を納付する予定。これは、全国レアアース産業会議以降、大規模レアアース会社6社の統合に向けた大きな一歩となった。公表された情報によると、中国南方希土集団における統合枠組は既に明らかにされており、その子会社は主に贛州希土集団、江西銅業集団及び江タングステン持株集団が傘下に保有するレアアース鉱区で構成される。南方希土集団が以上の計画で統合されれば、その総合実力は6社大規模レアアースグループの中で首位になる。

 なお、域内全部のレアアース鉱区及び大半の製錬所は贛州希土集団が保有している。贛州希土集団は贛州レアアース鉱山の唯一の運営者として、44件のレアアース採掘権を保有しており、国内重希土資源の最大の供給者でもある。過去数年、贛州希土集団は市内製錬所の統合に力を入れており、龍南万宝及び龍南鍇昇の製錬所を買収し、龍南龍釔、尋烏南方、定南南方と再編関連契約を締結した。また最近では、江西広晟もこれに統合された。

 今回、贛州希土集団に江西銅業集団及び江西タングステン持株集団のレアアース事業統合によって、中国南方希土集団は事業拡大が大きく進む。江西タングステン持株集団は、贛州市外江西省唯一の採掘権及び製錬所を管理しているため、中国南方希土集団は江西省内のレアアース資源を一本化させることができる。また、江西銅業集団は四川省内最大のレアアース鉱山と製錬所を管理しているため、中国南方希土集団の実力を強化させることができる。

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