閉じる

ニュース・フラッシュ

2015年2月9日 北京 森永正裕

中国:2014年、中国レアアース輸出、量は増えるも価格は低下

 安泰科によれば、内モンゴルフフホト税関からの情報によると、2014年中国のレアアース輸出総量は2.8万tで、前年比27.3 %増加、輸出総額は23億元で、前年比35.6 %減少した。

 現在、日本が中国最大の輸出市場であり、2014年には日本への輸出量は1.2万tで、42.9 %を占め、米国は第2位で32.1 %を占めている。

 業界関係者によると、中国レアアース輸出総量が大幅に増加しているにもかかわらず、輸出価格が前年比で半値以上に下がり、取引額は減少を続けている。2014年末までに、レアアース輸出価格は8.3万元/t、47.8 %低減した。

 同税関関係者によると、2014年中国レアアース輸出量が米国製造業におけるレアアースへの需要増加から増える傾向で、ハイテク分野でのレアアース材料の普及推進の需要も増加した。世界的レアアース生産能力過剰や川下分野での需要不足が、レアアース価格を継続的に下落させる要因となった。

 長期にわたり、中国は世界のレアアース需要の90 %以上を提供している。内モンゴルのレアアース埋蔵量は、中国全体の87 %を占め、世界最大のレアアース鉱山を保有している。

ページトップへ