閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル
2015年2月16日 リマ 岨中真洋

ボリビア:Vinto社、Ausmelt炉初運転、26.5 %の錫増産見込み

 2015年2月6日付け地元紙によると、2015年2月5日、Morales大統領臨席のもとVinto製錬会社の錫溶解用のAusmelt炉の運転開始式が行なわれた。

 Ausmelt炉は今後半年の試験運転に入り、本格操業は2015年8月からの予定で、同社のRamos財務部長によると、これまでの年平均11,300tから26.5 %増の同14,300tの錫生産が可能となり、2014年には3,400万ボリビアーノ(約496万US$)であった収益は6,000万ボリビアーノ(約876万US$)に増加すると見込まれている。

 Ausmelt炉建設計画は2008年に始まり、Ausmelt社(本社:豪州)が技術革新計画の一環で設計を行った。炉は金属製で高さは10階建てのビルに匹敵する。炉建設のためVinto社は2008年から2014年にかけて国家予算から計3,950万ドルを獲得していた。

 Vinto社のVillavicencioマネージャーによると、現在の錫回収率が70 %であるのに対し、Ausmelt炉では96 %に改善されることが期待されている。

 Vinto社によると、Ausmelt炉で処理される錫精鉱は7割がHuanuniccから、1割がColquiriから、残りは複数の協同組合から供給される予定である。また、Vinto社の2014年のヨーロッパ、中国、日本、アルゼンチン、英国ほかへの金属錫の輸出額は3億3,000万US$であった。

ページトップへ