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ニュース・フラッシュ

2015年2月16日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:2014年メキシコ鉱業の生産額、投資額及び雇用者数は軒並み前年割れ

 2015年2月6日付け業界紙等によると、メキシコ鉱業会議所(CAMIMEX)のSergio Almazán事務局長は、2014年におけるメキシコ鉱業生産額が、2013年に対前年比14 %減の156.26億US$に減少したのと同様に、2014年は対前年比9 %減の142.83億US$となる見通しを明らかにした。

 同事務局長によると、メキシコは世界最大の銀生産国であるとともに、主要鉱物19鉱種の生産額が世界トップ10に入るにもかかわらず、国際金属市況の下落に加え、2014年1月に施行された新たな鉱業特別税等税制改革による負担増の影響により、国際競争力を失っている。雇用に関しては、2010~2012年の間に59千人の新規雇用が創出され、特に2012年には18,800人の新規雇用が創出されたが、2013年の新規雇用者数は4,000人に留まった。社会保険庁(IMSS)の速報によると、2014年は前年より改善されたものの減少傾向は継続しており、11,984人の新規雇用者数と見込まれている。なお、2014年における鉱業部門の総雇用者数は、間接雇用の1,704千人を加え2,044,800人となる。また、メキシコ鉱業投資額は、2013年は対前年比18.2 %減の65.76億US$、同じく2013年の探鉱投資額は対前年比29 %減の15.2百万US$であったが、これは国際的な鉱業探鉱の縮小が影響したものと推察された。現時点において2014年における鉱業投資額は未公表であるものの、依然として減少傾向が維持されるものと考えられる。

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