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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年3月16日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:Chihuahua州政府、旧銅鉱山再開発を承認

 2015年3月6日付け業界紙等によると、Chihuahua州César Duarte Jáquez知事は、同州政府が同州北部Samalayuca地域に位置する旧銅鉱山2か所に対し再開発の許可を承認した旨を明らかにした。

 農畜水産農村開発食料省(SAGARPA)担当官及び前Samalayuca首長によると、旧銅鉱山2か所の再開発を行う企業はSamalayuca Cobre社(出資比率がメキシコ65 %、カナダ35 %となるJV企業)で、当該再開発に対し2015~16年の2年間において同社を含め40億US$の投資が予定されている。

 この背景として、従前操業を行っていた旧銅鉱山2か所は、1979年に銅市況の下落により操業一時停止となったが、その後、銅市況が収益性の見込める価格にまで回復したことを受け、操業再開を目指した。しかしながら、操業一時停止期間中に旧銅鉱山2か所が位置する地域が自然保護地域に指定されたため、2012年に同社はメキシコ国家自然保護地区委員会(CONANP)に対し再開発のための許可を申請したが、環境当局により不許可が下された。その後、2015年1月15日にCONANPは、国家保護地域管理計画に関する修正案を承認したことにより、環境天然資源省(SMARNAT)が当該再開発プロジェクトに係る環境影響評価報告書を承認した経緯を有する。

 同知事によると、本年5月に開発工事を開始し2016年までに操業を再開する見通しであるとともに、銅以外に銀やその他鉱物の産出も期待される。

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