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ニュース・フラッシュ

2015年3月16日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:加Timmins Gold社、Guerrero州の治安問題改善を示唆

 2015年3月10日付け業界紙等によると、加Timmins Gold社CEOのBruce Bragagnolo氏は、最近Guerrero州において相次いで誘拐事件等治安問題が発生しているが、これら治安問題は改善する方向である旨を示唆した。

 この背景としては、本年2月初旬に加Torex Gold Resources社(本社:トロント)が同州に保有する現在開発中のEl Limon-Guajes金プロジェクト及びMedia Lunaプロジェクトを含むMorelos金鉱山地域近隣にて、同社鉱山労働者(同社従業員1名及び下請け企業従業員3名)を含む12名が地元マフィアに誘拐された事件が発生したほか、本年3月初旬に加Goldcorp社(本社:バンクーバー)が同州に保有するLos Filos金鉱山において鉱山労働者4名が誘拐された事件が発生した。また、Nyrstar社が同州に保有するCampo Morado多金属鉱山において、昨年11月13日以後労働組合に加盟していない労働者が鉱山入口を違法封鎖したため、断続的に操業を停止させられていたが、本年2月に下請け企業や労働組合加盟の鉱山労働者に対する脅迫にも及んだことから、従業員の安全等を考慮し操業を一時停止する等最近同州において治安問題が頻発している経緯を有する。

 同CEOによると、同州の治安問題を検討し改善するため、政府機関や多くの企業と協力を行っている。

 なお、同社は、本年2月に加Newstrike Capital社(本社:バンクーバー)が同州に保有するAna Paula金・銀プロジェクトを140百万カナダ$(111百万US$)で買収する計画を発表したほか、昨年12月に加Goldgroup Mining社がVeracruz州に保有するCaballo Blanco金プロジェクトを30百万US$で買収、同プロジェクトの早期開発によりコスト削減を図り2016年の操業開始を目指すとともに、Sonora州に保有するSan Francisco金鉱山におけるコスト削減プログラムに取り組んでいる。

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