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ニュース・フラッシュ

2015年3月23日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Russian Platinum社、2015年内にChernogorsk選鉱プラント計画確定へ

 2015年3月5日付け地元報道等によると、Russian Platinum社は、2015年内に、Chernogorsk鉱床の鉱石処理選鉱プラント計画の審査・承認とNorilsk-1鉱床(タイムィル半島)の再評価を予定している。

○ Chernogorsk鉱床開発プロジェクト

 鉱床開発の第一フェーズ(採鉱)は2015年10月開始、プラント建設は第二フェーズとなる。鉱石年産能力は679万5,000 tで、2018年まで順次拡大される。

 2015年10月から露天掘を予定しており、計画は連邦地下資源利用庁(Rosnedra)固体鉱物鉱床開発中央委員会の承認を得ている。

 第一フェーズは開坑作業と150万tの採鉱、第二フェーズでは1億4,200万tの採鉱が予定されている。

 採掘後、鉱石は選鉱プラントの操業開始まで貯鉱場に保管される。鉱石処理後の製品は銅・ニッケル・プラチナ・パラジウムのバルク精鉱である。

 第二フェーズに関しては、第5サイト(選鉱プラント)の採掘のための地質調査を継続中で、3月には基本設計が完了する予定である。また、坑内掘が予定される西鉱区の地質調査計画も現在準備中である。

 Norilsk Nickel社がノリリスク工業地区の既存道路への接続に関する技術仕様を出しているため、Russian Platinum社は自前の道路網を築く必要はなく、鉱床から15㎞の道路を建設するだけでよい。

 東鉱区における鉱石の確定探査評価・埋蔵量は、可採埋蔵量1億4,366万6,000t、低品位鉱406万2,000 tであり、プラチナ135.94 t、鉛366.353 t、金15.031 tを含有している。

○ Norilsk-1鉱床の再評価

 Russian Platinum社は、2015年9月までにNorilsk-1鉱床の埋蔵量再評価を行い、その後FSと埋蔵量評価を国家鉱量委員会に提出する予定である。現在、鉱床南部の地質調査を継続中である。

 Russian Platinum社は、2013年8月にNorilsk-1鉱床のライセンスを取得した。ライセンス鉱区は面積20.2㎢、国家バランス(2010年1月1日時点)に登録されているカテゴリB+C1埋蔵量は鉱石780万t以上である。

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