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ニュース・フラッシュ

2015年3月23日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Rusal社、2014年度決算を発表

 2015年2月26日付け地元報道等によると、2014年のアルミニウム市況改善(LME価格の回復、プレミアム上昇)とルーブル安がRusal社の収益性と財務実績に好影響を与えた。2014年の純利益は2億9,300万US$となった(2013年は純損失33億2,200万US$)。

 2014年8月、シンジケート及びバイラテラル・ローンを含む債務のリファイナンスが順調に完了した。リファイナンス条件により、債務返済は2016年1月まで延期できるが、2014年はキャッシュ・スイープによる5,300万US$の返済に加え、12月には3億US$の繰上返済を行った。2014年12月31日時点の負債比率は4.5:1を下回り、2015年3月から金利引き下げが可能となる。

 生産規律の厳守、調達の最適化、商品ラインアップの拡充により、2014年Q4の調整後純利益は3億8,700万US$となった。2014年の経常利益は8億7,000万US$であった(2013年は経常損失5億9,800 US$)。

 2014年のアルミニウム新地金生産は、最も効率の悪い製錬所の能力縮小プログラムを実施したことにより、前年(385万7,000t)比6.6 %(25万6,000t)減の360万1,000tとなった。

 生産効率向上への取り組み、ルーブル安とフリヴニャ安により、2014年のアルミニウム部門の原価は前年(1,907 US$/t)比9.3 %減の1,729 US$/tとなり、同年Q4には記録的に低い1,671 US$/tとなった(2013年Q4 は1,864 US$/t)。

 アルミニウム総生産量に占める付加価値製品のシェアは45 %という記録的数字に達した(2013年は42 %)。2014年の調整後EBITDAは132.6 %(8億6,300万US$)増の15億1,400万US$となった(2013年は6億5,100万US$)。

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