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ニュース・フラッシュ

2015年4月3日 モスクワ 木原栄治

ロシア:地質調査向け予算支出、2015年は18 %減へ

 2015年3月27日付け地元報道等によると、ロシアの2015年の地質調査向け予算支出(修正予算)は前年比18 %減の292億ルーブルとなる。セルゲイ・ドンスコイ天然資源環境相は、「財政赤字により地質調査の国家支出は大幅に削減された。民間投資減少のリスクはかなり高い。民間投資が政府投資に取って代わるための条件整備が不可欠である。」と述べている。

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 企業に対する行政的負担の低減が提案され、既存鉱床の生産の採算性維持、非従来型で採掘が難しい資源の開発に向けた施策が予定されている。

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 同大臣は、「段階的な率を設定し、利潤税から地質調査費を控除する規定に関して財務省、経済発展省と合意した。関連文書による承認・決定に向け、政府で検討される見込みである。」と述べた。

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 従来型と異なり採掘が難しい鉱物の開発のために、独立系技術革新企業向けの地下資源利用の簡略化方式を定めたジュニア企業モデルが開発され、現在認証を受けている。また、連邦的地下資源鉱区の供与手続きの簡素化、バルト海、黒海、アゾフ海のロシア領の地下資源利用問題解決に向けた法案の準備が進められている。

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同大臣は、「Rosgeologia社の今後の発展に関し、地質調査における官民パートナーシップ構築の独占権を同社に与える修正法案が準備されている。」と述べた。

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