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ニュース・フラッシュ

2015年4月13日 シドニー 矢島太郎

豪:Rio Tinto、NT準州Rangerウラン鉱山の深部開発に対して慎重な態度

 2015年4月2日、地元紙はNT準州のRangerウラン鉱山の権益の68 %を有するRio Tintoが同鉱山の深部開発に対して慎重な態度を示していることを報じた。Ranger鉱山はEnergy Resources Australia社(ERA)が操業している鉱山であるが、露天掘り鉱床の採掘を2年前から休止しており、貯鉱したウラン鉱を利用して酸化ウラン(U3O8)を生産している。ERAは現在、Ranger 3鉱床の深部探鉱を実施しているが、Rio Tintoはウランの価格が2020年まで回復する見込みが少なく、日本や中国における原子力発電用の燃料として大きな需要が望めないと予想しているため、深部探鉱で十分な鉱量が確認されなかった場合、深部開発に対して予算を拠出しない方針であると表明。地元紙は、Ranger 3鉱床の深部探鉱でRio Tintoの期待する鉱量が確認されなかった場合、ERAはRio Tintoの資金を得られず、単独でRanger 3鉱床の深部開発を継続する事態に陥る可能性があると報じている。

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