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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年4月13日

ペルー:Tia Maria銅プロジェクト、協議会が開催されるも合意に至らず

 2015年4月2日付け地元各紙によると、2015年3月23日から反対運動が続くSouthern Copper社(本社:ペルー)のTia Maria銅プロジェクト(Arequipa州)に関して、2015年3月31日及び同4月1日、Shinno鉱山次官、Montenegro農業次官、Arequipa州Osorio知事、Islay郡Ale知事、Cocachacra村Guillen元村長等の出席のもと、対話協議が実施された。

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 この中で、プロジェクト反対派らは、社会、技術、経済的見地から反対を主張。Cocachacra村のGuillen元村長は、Tia Maria銅プロジェクトによってTambo渓谷の農業とその労働者3万人の雇用が脅かされること、13,000 haの同渓谷ではじゃがいもや玉ねぎが生産され、リマだけでなくボリビアやエクアドルへの輸出も行われていることを説明したほか、中央政府はTia Maria銅プロジェクトを強行しようとしているとの見解を示した。この協議では、具体的な合意は達成されなかった。

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 一方、Arequipa州のOsorio知事は、Tia Maria銅プロジェクトに関するより透明な情報提供を行うようSouthern Copper社に要請、2015年3月末に起ったプロジェクト進退に関する誤情報の発表を批判した。さらに、中央政府に対しては、Tia Maria銅プロジェクトに対する地域住民の疑念を晴らすための公式な発表や働きかけを行ってこなかったとし、Cateriano新首相に対して、本案件を優先事項として対応するよう要請した。その一方で、Tia Maria銅プロジェクト反対派に対しては、反対には技術的な根拠が必要であり、政治的な動機に基づくべきではないと意見した。さらに、州政府としては、環境法規の遵守を前提に、プロジェクト開発を支持するとの立場を示した。

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