閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年4月20日

ペルー:Tia Maria銅プロジェクト反対運動、Arequipa州全域に拡大のおそれ

 2015年4月15日~20日付けの地元各紙は、Southern Copper社(本社:ペルー)のTia Maria銅プロジェクト(Arequipa州)に対する反対運動について以下のように伝えた。

n

 2015年4月14日、Caetriano首相は同州のMollendoに設置された開発協議会に参加し、Tia Maria銅プロジェクトを推進する政府の方針を改めて示した。さらに同首相は、民主主義において暴力は許されないとの考えを示し、検察庁及び法務省に対して、暴力行為の責任者には禁固刑を適用するよう要請した。また、Tia Maria銅プロジェクトには14億 US$が投資される見通しであり、年間9,000万 US$がArequipa州の収入となる旨主張した。一方、プロジェクト反対派のIslay郡知事、Cocachacra村、Dean Valdivia村、Punta de Bombom村村長らは、同協議会を欠席した。

n

 2015年4月15日午前、Tia Maria銅プロジェクトに対する抗議行動としてパンアメリカンハイウェーの封鎖を行おうとした容疑で、Tambo渓谷利用者組合のCornejo代表が逮捕されたことをきっかけに、同日内にデモ隊と警官隊の衝突が合計3回発生した。Cornejo代表はその後釈放された。

n

 2015年4月19日、Arequipa州政府本部において、農業大臣、Arequipa州知事、プロジェクト反対派指導者らが3時間余りにわたる協議を行ったものの、具体的な合意点は見い出されなかった。なお、本協議に出席したDean Valdivia村の村長及びTambo渓谷利用者組合代表は、今後も抗議行動を継続するほか、より急進的な措置を取る方針を示した。

ページトップへ