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ニュース・フラッシュ

2015年4月20日

メキシコ:鉱業特別税及び貴金属鉱業特別税導入による金生産への影響

 2015年4月14日付け業界紙等によると、Thomson Reuters社が発表した「Gold Survey 2015」において、2014年の世界的に見た金生産コストは対前年比2.7 %減であったにもかかわらず、メキシコにおける金生産コストは対前年比4 %増となり、金生産コストに関し世界で2番目に高いと報告された。

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 同レポートによると、メキシコにおいてコスト増となった主な要因としては、2014年1月に施行された鉱業特別税及び貴金属鉱業特別税によるものと分析されている。メキシコ証券取引所に上場するメキシコ大手金属会社であるGrupo México社、Peñoles社、Minera Frisco社及びMinera Autlán社に関しては、操業コストが20 %以上増加した。また、2014年におけるメキシコ金生産量は10年ぶりに対前年比減となり、特に主要5社の2014年における金生産量の合計は、前年と比べ7 t減少した。

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 一方、Mario Cantú経済省鉱業調整官によると、鉱業特別税等による影響を受けた鉱業企業を支援するため、探鉱レベルを高める施策を実施する。また、メキシコ政府が昨年発表した「鉱業開発計画2013~2018年」において、鉱業プロジェクトに対する金融支援を従来の3倍に拡大する目標が盛り込まれているが、本目標を達成すべく施策を講じるとともに、鉱業企業が探鉱を積極的に実施できるよう様々な施策を検討する。

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