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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年4月20日

カザフスタン:KAZ Minerals社と中国Baiyin 社、カザフスタンにおける銅製錬所建設を検討

 2015年4月2日付け地元報道等によると、中国の銅需要と銅価格が上昇基調にあることを背景に、KAZ Minerals社と中国Baiyin Nonferrous Metal Groupは、カザフスタンに新規銅製錬所を建設することを検討している。Baiyin Nonferrous Metal Groupの主要株主は中国国有投資会社CITIC Groupである。KAZ Minerals社は、現在ジェズカズガンの銅製錬所に精鉱を供給しているが、国内新規2鉱床の操業開始に伴い、処理能力が不足する可能性があることも建設の背景の一つとなっている。プロジェクトの金額及び資金調達先は明らかになっていない。

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 中国の銅需要は世界の銅消費量の約40 %を占めており、価格形成を左右している。銅価格は10年前の3,000 US$/tから2011年の1万 US$/tへと上昇した。2015年1月、中国経済減速の兆しの中、銅価格は前月比で8 %下落し、過去5年半で最低となった。

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 KAZ Minerals社は中国の銅需要が増加することを予想しており、Bozshakol(2013年鉱床建設工事開始)及びAktogay鉱床(2012年鉱床建設工事開始)が2015~2016年に操業開始した後、2017年には中国への銅精鉱輸出を拡大させる意向を有している。銅輸出は対中国15万 t、対欧州2万5,000~3万 tとなる見込みである。

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 同社は、2014年には銅生産を前年比9 %拡大し、うち80 %を中国、残りを欧州に輸出した。2015年も生産量は維持される見込みである。

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 東カザフスタン州の現有資産とキルギスの鉱山に加え、新規プロジェクトがスタートすることで、銅カソード生産は2014年の8万3,500 tから2017年には18万 tに拡大する。

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 同社は、グループ再編計画の一環として、2014年にジェズカズガンの銅製錬所をKazakhmys Corporationに譲渡した。協定に基づき、Kazakhmys CorporationはKAZ Minerals社に対し、市場条件で銅の精錬・加工サービスを提供する。

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