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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年4月27日

ペルー:Tia Maria銅プロジェクト抗議運動依然継続、死者1名発生

 2015年4月20~27日付け地元各紙によると、Southern Copper社(本社:ペルー)のTia Maria銅プロジェクト(Arequipa州)反対運動は依然継続し、死者が発生する事態となっている。経過は以下のとおり。

 2015年4月20日、Tia Maria銅プロジェクト反対派は、2015年4月22日に24時間のデモ抗議を行うと発表。デモ抗議には、プロジェクト反対を支持する他のセクター・団体(建設労働者、教職員組合その他)も参加を表明。一方、ペルー国家警察は警官隊5,000名を派遣し道路封鎖や暴力行為を阻止すると発表した。

 2015年4月22日、デモ抗議が実施され、特に抗議行動の激しかったArequipa州Islay郡において、デモ隊と警官隊が衝突し、銃傷によりデモ隊から死者1名が発生した。デモ隊の鎮圧では銃器の使用は禁止されていたことから、内務省は警察隊の上官2名の責任を問い更迭処分とすると共に、銃器の違法使用を調査する旨発表した。この事態に対しHumala大統領は、死亡者の家族に対する弔意を示すと共に、2015年3月23日からデモが継続的に行われているIslay郡の住民に対して平静を呼びかけた。Tia Maria銅プロジェクト反対派は、Southern Copper社と協議を行う意思はないこと、国による事態解決と同社の撤退を主張した。

 2015年4月27日、Arequipa州のOsorio知事は、2015年4月28日に政府代表者とプロジェクト反対派指導者らによる協議会が行われることを明らかにした。

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