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ニュース・フラッシュ

2015年5月11日

メキシコ:2015年Q1のメキシコにおける外国貴金属鉱業企業の財務状況は好転

 2015年5月7日付け業界紙等によると、本年Q1のメキシコにおける外国貴金属鉱業企業の財務状況は、昨年Q4における国際貴金属市況の急激な下落にもかかわらず好転した。

 2014年11月に金価格1,176.30 US$/oz、銀価格15.97 US$/ozとなり4年ぶりの安値を記録し、貴金属鉱業企業に多大な減収、減益となる影響を与えたが、その後、生産コストの削減、高品位粗鉱の生産及びペソ安により、本年Q1における国際貴金属市況の僅かな上げ幅にもかかわらず、各貴金属鉱業企業の財務状況は相当程度改善した。なお、昨年10月から現在までにペソ US$相場が13.5ペソ/US$から15.0ペソ/US$へと下落していることから、各企業の収益性は国際貴金属市況とペソ US$相場に依存する可能性が極めて高いと推測される。

 メキシコで活動する主な外国貴金属鉱業企業の本年Q1における財務状況については、以下のとおり。

◯加Alamos Gold社(本社:トロント)
2014年Q4における3.37百万 US$の純損失から、本年Q1は鉱山操業コストとしての全維持コスト(AISC)が前期の996 US$/金ozから1,115 US$/金ozへと増加したにもかかわらず2.21百万 US$の純益へと改善した。

◯加First Majestic Silver社(本社:バンクーバー)
2014年Q4における国際銀市況の下落に伴う102百万 US$のヘッジ損を含む64.6百万 US$の純損失から、本年Q1はAISCが前期の14.43 US$/銀ozから13.88 US$/銀ozへと改善するとともに1.1百万 US$の純損失へと改善した。

◯米Argonaut Gold社(本社:レノ)
2014年Q4における7.2百万 US$の純損失から、本年Q1は1.5百万 US$の純益へと改善した。なお、メキシコにおける他の貴金属鉱業企業と比べ改善幅は最も良好であった。

◯加Timmins Gold社(本社:バンクーバー)
2014年Q4における3.7百万 US$からの純損失から、本年Q1はAISCが前期の1,045 US$/金ozから925 US$/金ozへと改善するとともに710千 US$の純損失へと改善した。

◯米Coeur Minig社(本社:シカゴ)
2014年Q4における1,020百万 US$のヘッジ損を含む1,080百万 US$の純損失から、本年Q1は33.3百万 US$の純損失へと改善した。

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