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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年5月13日

チリ: Teck社、Quebrada Blanca銅鉱山拡張プロジェクト建設工事着手は2017年の可能性

 メディア報道によると、Teck社はQuebrada Blanca銅鉱山拡張(Quebrada Blaanca フェーズ2)プロジェクトについて、早ければ2017年第1四半期に建設工事を開始する模様。Teck社はこれまで、拡張プロジェクトに関する判断は2016年以降になるとしていたが、今回、政府や関係当局の許認可が得られ次第、建設に着手したい考えを示した。

 Teck社のLindsay CEOは、2.7 %の銅需要増予測に基づくと年間68万 tの新しい銅需要が生まれていくものの、2014年以降の新規生産開始事業が遅延しているとの認識を示し、多くの供給予測が実態を上回ることになるであろうと指摘。2017年以降は供給不足に転ずるとの見方を示し、新たな銅生産への投資に大きな関心があるとの見解を示した。一方で、コスト増、地域社会環境リスク、認可制度の変更、水や電力などのインフラ不足などの理由により、新規開発プロジェクトの立ち上げが難しい状況が続いているとの認識を示した。

 Quebrada Blanca銅鉱山拡張プロジェクトは、現在の酸化鉱の露天採掘およびSxEwによる地金生産事業から、酸化鉱下の硫化鉱を対象とした露天採掘および精鉱生産事業に転換するプロジェクトであり、粗鉱処理量:135,000 t/日の選鉱施設を建設し、銅:20万 t/年、モリブデン5千 t/年を39年間生産する計画。初期投資額は55.9億 US$とされる。Quebrada Blanca銅鉱山の2014年の銅地金生産量は48,000 t。

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