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ニュース・フラッシュ

2015年6月1日

メキシコ:鉱業調整官、2015年の鉱業投資を40億 US$と予想

 2015年5月27日付け業界紙等によると、メキシコ鉱業関係当局の実質トップであるMario Cantú経済省鉱業調整官は、昨今の国際金属市況低迷の影響により2015年におけるメキシコ鉱業投資額が前年と比べ大幅に減少し、2012年に記録した80.43億 US$の約半分である40億 US$程度になる見通しを示した。

 同調整官によると、現在メキシコには900を超えるプロジェクトが存在しているが、昨今の国際金属市況において、ベースメタルがある程度価格を維持しているのに対し貴金属市況が大幅に下落している状況を踏まえると、現在の鉱業投資の状態は妥当と考えられる。なお、メキシコ鉱業会議所(CAMIMEX)の報告によると、2014年におけるメキシコ鉱業投資額は年初に予測した61.75億 US$を大きく割り込み、50億 US$を若干超えた程度であった。また、同調整官は、具体的な事例として、メキシコにおける金生産量最大手である加Goldcorp社(本社:バンクーバー)が国際貴金属市況低迷によりZacatecas州に保有するPeñasquito多金属鉱山おける拡張プロジェクトを再設計し、投資予算額を下方修正した旨を紹介した。

 なお、メキシコで活動する多くの外国鉱業企業は、昨年末からメキシコにおける操業の一時停止又は縮小を発表している。

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