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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年6月5日

中国:中国鉱業連合会は、「一帯一路」鉱業基金を設立予定

 中国黄金ネットによれば、最近開かれた2015年中国探鉱者年会及び第9回100社地質隊長座談会で、中国鉱業連合会は、会員企業に対して「一帯一路」鉱業基金の設立を提案した。基金の総規模額は50~100億元、3~5年以内に段階的に発行、それぞれ5~10億元をとなる予定。

 中国鉱業連合会の王家華常務副会長は、「中国黄金報」の記者のインタビューに対し、現在、紫金鉱業を含む2社の大手黄金企業集団が同基金の設立準備に参加する予定で、それに民生銀行、平安銀行、中信銀行等3社金融機構や中国アルミ、北京国際鉱業城、神華集団、兖州鉱業等国内鉱業企業及び機構も同基金の設立に参加する予定だと述べた。

 「一帯一路」鉱業基金の設立は、「一帯一路」戦略へ積極的に参画することを図り、「一帯一路」地域にある鉱物資源探査、開発と鉱産品の高度加工事業を推進し、鉱物資源所在国とウィン・ウィンの関係を目指す。中国鉱業金融とリスク探査資本市場を育成し、中国鉱業発展の新モデルを構築し、シルクロード基金及びアジア投資銀行と連携し、最適な中国資本投資環境を作り、国内鉱業生産能力を十分に発揮し、中国鉱業の国際化レベルを高め、現在の世界鉱業界における構造調整に際し、相互協力とリスク低減を目的とする。

 王家華氏によると、「一帯一路」鉱業基金は完全にオープン型基金である。最近設立したシルクロード黄金基金と連携し、石油・ガス以外の「一帯一路」経済圏鉱物資源を共同開発する。

 「一帯一路」鉱業基金は、同地域内の優れた鉱物資源の一般調査及び一般調査以上の鉱物資源探査プロジェクトを選択、持株または投資し、探査プロジェクトを開発できる状態に推し進める。同時に、同基金は優れた鉱業プロジェクトの開発及び他の鉱業関連リスクの低い・投資回収率の高いプロジェクトに資本参加することもできる。

 提案によると、「一帯一路」鉱業基金は、生産比率の高い固体鉱物、中国市場で不足する鉱種や国際市場に見通しのある鉱種に投資する。現在、シルクロード経済圏に、中国企業が投資する鉱物資源探査または開発プロジェクトは140件で、その中から有望なプロジェクトをスクリーニングし、最初の投資対象プロジェクトにすることができる。プロジェクトを国内中規模または中規模以上、海外では大規模または大規模以上とし、直接投資や株権益への投資を主要方法とする。

 基金の一般パートナーは、「一帯一路」鉱業基金管理有限公司(仮名)が務め、登録資本金は、1億元に設定し、その株主は鉱業投資分野で比較的影響力のある法人企業から構成され、株主の数は20名以内に設定、一般パートナーには1億元の投資能力を持ったなければならない。

 同基金の投資期限は短期(2~3年)、中期(3~5年)、長期(5~7年)と設定されており、投資期限満了後、延期はしない。

 基金から脱退する場合には、以下の方法を利用する。

○ 国内外の資本市場で上場後、脱退

○ 新三板(New Third Board)上場後、脱退

○ 北京国際鉱業権取引所で上場取引後、脱退

○ 他の会員企業、優先的に買収後、脱退

○ 他の脱退方法

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